【収入アップ】不動産賃貸営業の転職【すすむべき未来】

今、不動産賃貸の営業職をしているけど思っていたイメージとちがう。

このまま、不動産賃貸だけのキャリアパスだとしんどいかも。

でもせっかく人生の長い時間を費やした仕事だから、今のスキルを活かしたい。

このキャリアを活かして、よりよい未来がイメージできる転職先って何があるんだろう?

こんな疑問にお答えします

この記事を書いている私は転職回数10回以上。

何度も転職をしてきて、様々な業種を経験してきました。

以下はその一部です。

  • 雑誌や広告のデザイナー
  • Webデザイナー
  • 印刷工場のオペレーター
  • 印刷業界のルート営業
  • 印刷業界の新規開拓営業
  • 全国チェーン展開の印刷会社
  • システムベンダーの営業
  • 東証一部上場の人材派遣会社のエリアマネージャー
  • 東証一部上場の人材派遣会社の営業
  • 不動産仲介会社の営業

こんな私だからこそ、さまざまな職場・職種で感じたメリット・デメリットがわかります。
さらには今後の世の中のトレンドも加味して、最適な転職のアドバイスをします。

不動産賃貸営業の転職先を予言します

ぶっちゃけ、しんどいです。
もっと稼げるかと思ったけどイメージより稼げなかったです。

イメージ年収1,000万円
現 実年収500万円くらい

でも、他の会社より営業はラクですね。

何がラクかというと、ホームページで集客してるけど、SEOが強すぎて常に検索上位をキープしてるのでお客さんからの問い合わせがめちゃくちゃ多いんです。

SEO = Googleとかで検索すると上位に表示される仕組み

サイトが強い不動産仲介の営業はある意味ラク

物件名でググると上位(だいたい1~3位以内)に出てくる不動産サイトを運営する会社で働いています。

今までの営業は、飛び込み・ルート営業など、アナログな営業手法で見込み客を見つけなきゃいけなかったので、めちゃくちゃ大変でした。

それが無いだけで、精神的にはずいぶんラクです。

システムがお客さんを呼んでくれる

今の不動産賃貸の営業は、みずから営業しなくてもどんどんお客さんが問い合わせをしてくる!

店舗にいれば、ひっきりなしに問い合わせが来るんです。

  • 集客が抜群だから自分がやる気になれば稼げる
  • お客さんがいなくて困る… なんてことは一切なし
  • 集客的には、ここは天国か?と思うくらい
  • お客さんが来ない不動産会社よりは、はるかに営業的にはラク
  • なぜならば、SEO的にはめちゃくちゃ強い会社だから

売り上げが上げやすい

他の不動産賃貸会社が営業さん1人あたり、どれくらい売り上げているかわからないんですけど、普通に営業ができる人ならば150~200万/月は売れます。

それで上位5位以内とか。
下の図は実際の2019年8月と9月の僕の売り上げ順位です。

2019年8月の売り上げランキング
2019年9月の売り上げランキング

なので、サイト集客の強い不動産賃貸会社は、お客さんが来なくて困る…
そんな不安は皆無なんです。

おいしい話ばかりなの?

でも、そんなにラクなことばかりじゃないでしょ?
と思うかもしれません。

そうなんです。

決して楽なことばかりではありません。

とにかく雑務が多い

SEO上位をキープするために、営業が毎日膨大なホームページ更新作業をしています。
SEO対策の一環として、雑多な作業がホントに多い…

営業事務的な人がいないから営業しながら事務作業もしなければならない。
だから、営業に100%集中できないです…

他の会社の営業より仕事量は多いです

お客さんがたくさん来るかわりに、 営業しながら ウラでは必死こいてSEO対策もやっているんです。

水面をおよぐ、アヒルみたいに…
そりゃ、もうガムシャラです(笑)

かなり離職率が高いです。

1年で10人以上入社して残っているのは、僕ともう一人の26歳のNo.1営業の男の子くらいです。

1年間で80%の離職率です。

でも、自社サイトが強い不動産会社は集客に関していえば心配ナシです。

自分次第で、稼げる環境なのは間違いないです。

不動産賃貸の営業職で身につくスキル

不動産賃貸の営業では役立つスキルは身につかないです。

なぜなら、未だにつぶしのきかない古典的な営業方法だから。

どこでも身につく営業スキルしか身につかない

ぶっちゃけ、営業トークと駆け引きくらいしか身につかないです。

それでも、強いて言えば以下の知識は少しだけ役に立つかもです。

賃貸借契約の知識は付きます。
それでも、賃貸の契約をするなんて人生の中で数回程度しかないですよね。

仲介手数料の仕組みは分かります。
だけど、人生において引っ越しする回数なんてたかがしれてますよね。

人生を通しても、そんなにお得にはならないんです。

なので、たいしたスキルはつきません。

不動産賃貸業界で役立つキャリア

強いて言えば「宅地建物取引士」があればけっこう役に立ちます。

なぜならば、「宅地建物取引士」は国家資格だからです。

国家資格をもった人がいないと不動産会社は営業できない

不動産会社には事務所ごとに従業員5人あたり1人以上の割合で宅地建物取引士を設置しなければなりません。

ちなみに、宅建試験の合格率は約15~17%です。

100人中 → 15人
50人中 → 7人
25人中 → 4人
10人中 → 1人

試験は50点満点で、35点前後・約70%以上の正答率が合格ラインとかなり厳しめ。

それだけ厳しい試験なので、資格を持っていると有利です。

社員であれば、手当が 20,000~30,000円 つきます。

アルバイトでも、 平均時給1,200~1,400円+手当とけっこう高め。

>宅地建物取引士のアルバイトさがしに強いサイト

資格をとるには

でも、そんなに難しいなら受かる気がしない、、、

そう、独学では合格するのは結構難しいです。
かなりの意思がないと続かないです。

一番きついのは、質問できる人がいないこと…

なので、自分の生活スタイル別に適した資格取得のオススメ方法が以下です。

時間がない人

仕事で帰りが遅い。
休みが少ない。

そんな人は

通信教育 がオススメです。

  • 時間がなくても好きなタイミングで勉強できる。
  • 期間が区切られているので、独学よりは挫折が少ない。

>宅建士  おすすめの 通信教育

わりと時間があるひと

残業があまりない。
休みもわりとちゃんと休める。

そんな人は

学校 がオススメです。

  • 仲間ができる。
  • 短期間で合格できる。

>宅建士 おすすめの資格の学校

なので、将来的にすこしでも収入の担保になる「宅地建物取引士」を取得するのもオススメです。

不動産業界のタブー

不動産業界はぶっちゃけ、ブラックボックスです。

かなり、隠蔽とねつ造の世界だからです。

正しい情報がお客様に届かない

不動産業者が一番欲しい「情報」とは、「自分しか知らない情報」なんです。

さらに、情報を第三者(お客様)に渡すときは、内容や条件を相手によって変えることもあります。

例えば、仲介手数料を値引きしたり、多く取ったり、、、

【裏ワザ】仲介手数料を安くする方法【不動産賃貸会社が教えたくない真実】

そのため、1つの物件について全体像を把握している人が誰もいない事態が起こります。

これは「隠蔽とねつ造の世界」と呼んでも間違いではないですよね。

だから、不動産業界は巨大マーケットにもかかわらずいまだにアナログなことが多く、ブラックボックスなことが多いのです。

不動産賃貸業界でも爆伸びしている会社がある

IT系不動産会社が今、爆伸びしています。

なぜなら、いま僕が働いているようなSEOが強い会社の業績は伸びている。

業績うなぎのぼりの不動産賃貸の会社

僕のいる会社も売り上げはけっこう良い方です。

さらには、今後ますますIoTやVRが広く浸透すれば業界の構造改革が絶対に進みます。

ウラを返せば、不動産業界において改革の余地(=稼げるチャンス)がまだまだあるということですね。

日々感じていますが、不動産賃貸業界はアナログすぎて改善の余地がありすぎます。

IT系をがんばっている不動産会社に転職すれば、チャンスはありまくりです。

つぎの章で、くわしい会社名・サービス名をのせています。

不動産テックが古い業界体質を変える

不動産テックとは

IoTやVRなどの新しいテクノロジーを取り入れて常識を壊していく技術。

不動産業界はIT投資がまだまだすくない企業が多く、労働生産性がひくい現状です。

たとえば以下の状況とか。

不動産業界は年齢層がまだまだ高くITリテラシーが低い。
街の不動産屋とか、おじいさんとかが結構います。

以下の記事もあわせて読んでおくと、より理解が深まるとおもいます。

不動産テックをわかりやすく解説 今なぜ重要?主要12分野の実態は?

https://www.sbbit.jp/article/cont1/35131

結論、日本は人口が減少しつづけているので、今後の日本の労働環境は、効率化と労働生産性を上げるためにテクノロジー導入が必須です。

伸びてる仲介支援不動産テック企業一覧

https://retechjapan.org/retech-map/

上記の画像の不動産テック会社に転職すれば間違いなし!

伸びている証拠

証拠として、不動産テックをバリバリ進めている会社は、めちゃくちゃ増えています。

下の図は、とある媒体への掲載依頼数の増加率です。

とくに管理業務支援・仲介業務支援の掲載数は急激に伸びています。
ということは、それだけ儲かっている会社が増えているということ。

700%も伸びている分野もあります。
仲介業務支援でさえも450%の掲載増加率!!!

出典:一般社団法人不動産テック協会

不動産テック業界の未来は明るいです(^^)

結論、不動産テック会社に転職すれば不安なしです。

悩んでいる方は上にある会社を調べて、 下の転職サイトで自分に合った採用募集が出ているか話を聞いてみましょう。

転職業界No.2の実績。
登録は無料で簡単「名前」「メールアドレス」「パスワード」を入力するだけ。
転職ならdodaエージェントサービス

募集がでていればチャンスですね。
あとは行動あるのみです (`・ω・´)ゞ

まだまだ古い体質の不動産賃貸業界で、いち早く最先端の会社に転職し、スキルを身につけて収入アップ&キャリアアップを実現させましょう。

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