【裏ワザ】仲介手数料を安くする方法【不動産賃貸会社が教えたくない真実】

「 賃貸物件を探してるんだけど、 仲介手数料はできるだけ安くしたい。というか、、、なんで不動産会社によって仲介手数料がバラバラなんだろう…? できるだけ安くしてくれて、信用できる不動産賃貸会社が知りたい。」

こういった疑問にお答えします。

この記事を書いている私は、不動産賃貸の営業歴1年。
今まで15年以上さまざまな業種で営業を経験してきました。

不動産賃貸の仕組みが大体わかってきたので、仲介手数料をいちばん安くできる方法をお教えします。

仲介手数料を一番安くする方法

仲介手数料を一番安くする方法は「手数料の仕組みを知る」ことです。

結論、仲介手数料の仕組みを知ることによって余計な仲介手数料を払わなくて済むから。

仲介手数料の仕組みってどうなってるの?

「宅地建物取引業法」という法律で 、仲介手数料は賃料の1ヶ月分+消費税まで(110%)と決められています。

仲介手数料は賃料の110%まで

もっと安くならないの?

同じ物件でも不動産会社によって仲介手数料に差があったりします。
「できることなら安く借りたいんだけど…」

安くなります

どうすれば安くなるのか次の項目で解説します。

なぜ賃貸には仲介手数料が「安い」会社と「高い」会社があるんですか?

ここまで読んで、「同じ物件なのに、不動産会社によって仲介手数料が違うのはおかしいじゃん…?」と思いますよね。

この疑問を解説していきます。

仲介手数料の少ない会社を選びましょう

実は仲介手数料を安くしても儲かる仕組みがあるんです。
次でそのカラクリを解説します。

たとえば、家賃が10万円の【物件A】があったとします

A社の場合
仲介手数料が1ヶ月分かかる。
理由:利益をできるだけ確保したいから
結論:A社の利益は10万円

B社の場合
仲介手数料が0.5ヶ月分でOK。
理由:A社より利益を削ってお客さんを得たいから
結果:B社の利益は5万円

C社の場合
仲介手数料が無料!
理由:A・B社よりも利益を削ってお客さんを得たいから
結果:C社の利益は0?

※上記3社の例えは事実です。

なので、仲介手数料の少ないC社を選びましょう。

ではなぜ、C社は利益がでないのに仲介手数料を0にできるの?

「利益0じゃちょっと申し訳ない気もするし、なんだかあやしい感じもするな…」

この疑問をさらに、解説していきます。

C社は仲介手数料が0でも利益がでています!?

なぜならば、【物件A】は「大家さん」から広告料(お客さんを紹介してくれた報酬)が出ています。実は、大家さんからの広告料によって利益を生み出せているからなんですね!

それではさっそく次の事例で【利益のカラクリ】を見てみましょう。

大家さんから広告料=1ヶ月がでているパターン

A社の場合

①:お客様から仲介手数料1ヶ月分もらいます
②:大家さんから広告料を1ヶ月分もらえます
③:合計=仲介手数料1ヶ月 + 広告料1ヶ月
④:なので、A社の利益は200%です

B社の場合

①:B社は仲介手数料が家賃の0.5ヶ月分でOK
②:大家さんから広告料を1ヶ月分もらえます
③:合計=仲介手数料0.5ヶ月 + 広告料1ヶ月
④:なので、B社の利益は150%です

C社の場合

①:C社は仲介手数料が無料!
②:大家さんから広告料を1ヶ月分もらえます
③:合計=仲介手数料0 + 広告料1ヶ月
④:なので、C社の利益は100%です

なので、仲介手数料の少ない会社を選べば、問題なしです。

多くの不動産賃貸会社(営業さん)はより多くの手数料がほしいと思っています。
なぜならば、たくさんの売上(利益)を上げて儲けたいからです。
上記のとおり、会社(営業さん)によって仲介手数料に違いが出てきます。

大家さんから広告料が出る物件ほど、不動産会社にとっては稼げるチャンスなのです。

逆にいうと、あなたにとって広告料が出ている物件は仲介手数料の交渉に余地があるということです。

仕組みを知る「唯一」の魔法のキーワード

魔法のキーワードは「AD」です。

ADとは 不動産業界の専門用語で「広告料」のことです。
広告の英語 advertisement から頭2文字をとってADです。
※「広告宣伝費」や「業務委託料」と表現されることもあります。

併せて読むと理解が深まります「ウチコミ!~大家さんが直接募集」

不動産会社を比較しよう

気に入った物件があれば、複数の会社に問い合わせをしてその中で初期費用の高い会社は省きましょう。
※とくに仲介手数料が一番高い会社はNG

ADがついているのに仲介手数料を請求してきたり、余計な初期費用を請求してきている可能性があります。

チャットやLINEでやり取りができる「イエプラ」が便利。
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正直に聞いてみる

同じ仲介手数料の会社が複数ある場合、素直にADのことを聞いてみましょう。
正直に教えてくれる営業さんは信用できるかもしれません。

ここで嫌がる不動産会社は、あわよくば仲介手数料を請求したいと思っています。今は正直ですが、のちのち仲介手数料を請求してくる可能性があります。

不動産仲介会社の現実

不動産会社の営業さんもサラリーマンなので会社から「ノルマ」を課せられています。

事実、私の働いていた会社はノルマが毎月最低100万円でした。
100万円を超えた分の25%がインセンティブとしてお給料に反映されます。
けっこうシンドイです、、

なので、営業は売り上げを少しでも上げたいために、ADを大家さんからもらい、さらにあなたから仲介手数料ももらい、双方から報酬をもらって売り上げをあげようと、ADがたくさん付いている物件を「良い悪い」に関係なく優先的に紹介してくることがあることも事実です。

実は不動産会社が見せてくれる図面の下部には、このADの記載があります。

不動産会社はこの下の部分を自分の会社の枠に変えているのです。
あなたがADの仕組みを知っていたとしたら仲介手数料を値引かなければいけなくなる可能性があるからですね。

最後に

なんでも正直に教えてくれる不動産会社(営業さん)を見つけることです。

ですが、不動産賃貸会社の営業さんもサラリーマンなのでノルマがあったり、売り上げをあげないと会社での居心地がとても悪いです。(私も売り上げがあがらないときは何度も会社に行きたくなくなりました、、)

不動産会社にもノルマや経営などいろいろな事情があるので、無理に仲介手数料の値下げ交渉をしてもうまくはいきません。
かといってありのままを教えてくれる不動産会社(営業さん)なんて、ほとんどいません。

仲介手数料の仕組みを知ったり・アプリで簡単に空室物件が調べられるサービスを利用して、失敗しないお部屋探しをしましょう

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