この記事を書いている私は、不動産賃貸の営業歴1年。
今まで15年以上さまざまな業種で営業を経験してきました。
不動産賃貸のプロである僕が、本当に良い不動産賃貸会社の選び方をお教えします。
ただし、これを読んだだけでは良い物件に出会うことはできません。
当たり前ですが、この記事を読んで実際に動くことで、めちゃくちゃ効率良く最適な物件に出会うことができます。
失敗しない不動産賃貸会社の選び方
失敗しない不動産賃貸会社のえらび方は、情報鮮度の高い不動産賃貸会社をえらぶことです。
情報鮮度が高い不動産賃貸会社を選ぶコツがわかると、おとり広告にダマされることなく効率良く好みの物件だけを探すことがでるからです。
実際はすでに契約済みの物件なのに、「まだあります」とウソをついて来店を促す行為。
通称「ある呼び」とも言います。
情報鮮度が高い不動産賃貸会社を選ぶ手順
- まずは自分で物件を探してみる(アプリ推奨)
- 絞り込んだ物件名をインターネットで検索してみる
- 検索結果に出てきた上位3番目くらいまでの不動産賃貸会社に問い合わせをする
- 予約をとって来店する(直接現地で待ち合わせて内見でもOK)
- イメージと違っていた場合は①~④を繰り返す
① まずは自分で物件を探してみる(アプリ推奨)
不動産賃貸会社に直接問い合わせをする前に、アプリなどで本当に空室の物件だけを絞り込むためです。
アプリを使う理由は、営業さんとの無駄な駆け引きが無くなるので最高に効率的です。
これをするだけで、格段に空室精度の高い物件だけを絞り込むことができます。
ここではまだ、アプリで紹介される不動産賃貸会社には問い合わせをしないでください。
なぜなら、アプリ内で問い合わせをしてしまうと自動で不動産賃貸会社を割り当てられてしまうので、みずから任意の不動産賃貸会社を選ぶことができなくなってしまうから。
② 絞り込んだ物件名をインターネットで検索してみる
③ 検索結果に出てきた上位3番目くらいまでの不動産賃貸会社に問い合わせをする
理由は、物件名をインターネットで検索することによって、情報鮮度が高い不動産賃貸会社を絞り込むことができるからです。
SUUMO・HOME’S・アットホームなどの、ポータルサイト(いろんな不動産会社が混在しているサイト)は除く。
④ 予約をとって来店する(直接現地で待ち合わせて内見でもOK)
⑤ イメージと違っていた場合は①~④を繰り返す
上記の手順で、情報鮮度の高い不動産会社を選び続けます。
そうすることによって、情報鮮度の悪い不動産賃貸会社に捕まることが無くなります。
結果、ムダな来店・やりとりを一切しないで済みます。
以上が一番効率良く、目当ての物件に巡り会うことができる手順です。
不動産賃貸会社の選び方は、前段のとおり手順が一番重要です。
なぜなら、インターネットの情報は鮮度が悪く信用に欠けます。
物件探しは情報鮮度がいちばん大切だからです。
不動産会社にもいくつか得意なカテゴリーがある
大きく分けて不動産賃貸の会社は4種類に分けられます。
念のため、それぞれのメリットデメリットを書いておきます。
①大手不動産会社
メリット
- 紹介できる物件数が多い
- 支店が多いので範囲や条件をかえながら物件をさがす事ができる
デメリット
- 会社の規模が大きすぎて全ての情報を把握しきれていない
- 営業担当の異動などもあり、地域の知識不足などがあったりする
②フランチャイズ加盟店
メリット
- 地域情報に詳しい
- 値引きやサービスを結構がんばってくれる
デメリット
- 本社からのノルマがあったりするから見当違いの物件も紹介される
- オーナーとの関係性が希薄で、物件の選択肢が少なくなる場合がある
③独立型不動産会社
メリット
- 本社などのしがらみがない
- 幅広く自由な物件を提案してくれる
デメリット
- 営業さんによって知識やスキルにばらつきがある
- 一部提案できない物件(取引中止物件)があったりする
④地元の小さな不動産会社
メリット
- 地域にめちゃくちゃ詳しい
- 地域限定のレア物件があったりする
デメリット
- 地域密着すぎて幅広く提案してくれない
- けっこう頑固な人がおおい
- 値引きやサービスが少ない
結論、インターネットで物件をさがすなら①大手か③独立系の不動産賃貸会社がオススメです。
実は紹介される賃貸物件に差はない
どの不動産会社からも紹介される物件に、ほとんど差は無いです。
全ての不動産賃貸会社はレインズという巨大なデータベースを使っているから。
レインズとは
”REAL ESTATE INFORMATION NETWORK SYSTEM(不動産流通標準情報システム)の略称で、建設省及び当センターが共同で開発し、建設大臣から指定を受けた全国4個所の不動産流通機構が運営している不動産情報交換のためのコンピュータ・ネットワーク・オンラインシステムです。”
https://www.retpc.jp/chosa/reins/reins/
ということで、全ての不動産賃貸会社はレインズという国が運営する巨大なデータベースから物件を提案してきます。
ですので、どこの不動産会社に行ってもほとんど出される物件は変わりません。
【暴露】全ての不動産会社は「レインズ」で物件提案をする【業界構造】
※ただし、地元の不動産会社とかは地域限定のレア物件がまれにあるかもです。
不動産賃貸会社と上手につきあうトーク術
先回りして、不動産賃貸会社が知りたい情報を準備しておくと不動産賃貸会社の営業さんはあなたに一目おきます。
なぜなら、不動産賃貸会社で働く私がいちばん知りたい情報だからです。
以下の情報がわかると、レインズで希望通りの物件を探す条件が網羅できるからです。
知りたい条件とは以下です
エリア(場所):
価格帯(予算):
広さ(間取り・m2):
引っ越し希望時期:
引っ越しの理由:
ペット:有/無
車:有/無
ということで、不動産賃貸会社が知りたい情報を準備しておくと、これがまた非常にスムーズに物件探しをすることにつながります。
以上です。
今回の情報が皆様のお役にたてたら光栄です。
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