【重要】不動産賃貸を探す時にアポなしはOK?【メリットの話】

不動産賃貸会社へアポなしの訪問は大丈夫なの?

予約を取るのはめんどくさいし、できれば時間の空いた時にサクッと相談に行きたいな、、、

そんな風に思った方も、多いのではないでしょうか。

でも、実はアポイントを取った方があなたにも大きなメリットがあります。
そんな秘訣を、不動産屋で1年働いた私が、裏事情も含めて事実を公開します。

不動産賃貸を探す時にアポなしはOK?

不動産賃貸の会社に行くのはアポなしでも結論大丈夫です。

アポなしでもOKな理由は、不動産賃貸会社は世の中にたくさんありすぎだからです。

お客様に来店してもらうこと自体が結構大変なので、来店してくれたお客様をつなぎ止めようと必死になります。

アポなしOKなのは、お客さんの奪い合いだから

ほとんどの不動産賃貸の会社はお客さんの奪い合いです。
世の中には、あふれるほど不動産賃貸の会社があります。

駅前とかには、不動産屋さんが必ず2~3社はありますよね。
特に多店舗チェーン展開をしている会社は乱立しています。
たとえばピタ〇〇ハウスとかアッ〇〇ームとか。

地元の力を持った不動産屋もあなどれない

地場(じば)で古くからやってる、地元に強い不動産屋も存在します。

テクノロジーが発達しても、結局は来店型の営業スタイルは変わりません。

いまだにアナログな業界構造なのです。

物件探しも時間と手間がかかります。

①来店

まずは来店してもらって、本当に空きがある部屋を確認します。

②物件選定

業者専用データベース(RAINS:レインズ)で物件を探します。
本当に空きがあるのかをその場で確認しないと、不動産賃貸の会社も分からないのです。

さらには、空室の状況は刻一刻とかわります。
昨日空いていた物件が、今日にはなくなっている…
なんてこともザラです。

③内見

募集中の物件が見つかって、空室であれば内見することができます。

ですが、退去前の物件とかもあり、全てが内見できるわけではありません。
結構、内見できるお部屋が少ないこともあったりします…

④申し込み

希望の条件にぴったりな(もしくは多少妥協して条件に近い)物件があれば申し込みをします。

「申し込み」とは
「私はこの物件を契約します」という意思表明として個人情報や証明書類を提出する行為。これをすることによって、入居審査がはじまります。

https://c-mgmt.jp/contract/

早急に申込みをする理由は、他の人に先を越されないようにするためです。

ほかの人に先に申し込みを入れられてしまうと、せっかく見つけた良い部屋なのに、入居の可能性は50%以下になってしまいます…

不動産賃貸の営業さんも他社に負けないように必死なのです。

⑤審査

審査とは「入居審査」のこと。
審査には2種類あり、「保証会社の審査」と「オーナーの審査」があります。

⑥審査通過

審査が通過すると、晴れて契約の手続きに進むことが可能になります。

⑦契約開始日を決める

契約の前に「契約開始日」を決めます。
契約開始日とは、入居可能日=賃料発生日の事です。

⑧初期費用の振り込み

「契約開始日」(入居可能日)を決めることで、当月の日割り賃料が決まります。
それによって「初期費用の請求書」と「契約書」の作成が可能となります。

⑨契約

上記が全て整えば、ようやく契約締結です。

>契約の流れはこちら

⑩鍵の引き渡し

上記の手続きが全て完了して、初めて鍵の引き渡しが可能となります。

ここで「注意する3つのポイント」をお伝えします。

鍵の引き渡しには、以下の3つの条件をクリアしていることが必須となります。

  1. 契約手続きが不備なく完了していること
  2. 初期費用の支払いが完了していること
  3. 火災保険の加入手続きが完了していること

本当はアポをとったほうがメリットが多い

でも、アポを取った方がメリットが多いです。

なぜならば、アポなしだと不動産会社の対応はおろそかになります。

不動産会社も結構忙しい

不動産賃貸の会社は結構予定が入っていたりします。

なので、事前にアポが入って準備しておかないと、先に入っている他の予定を優先します。

忙しい理由は以下です。

平日

営業さんの人数が少ないです。

不動産業界は土日がメインです。
世間の働いている人たちは、休みの土日に物件探しをします。

不動産会社の仕事は土日出勤必須になります。
ということで、不動産会社の営業さんは平日に休みます

平日は営業が少ないうえに

  • アポがはいっている
  • 土日にできなかった仕事がたまっている

上記の理由から、急な対応ができないことがあるからです。

土日

土日はかなり忙しいです。

世間は基本土日休みですよね。

なので、休日にみんな物件を探します。
不動産会社的に土日は稼ぎ時なので、営業さんの予定はパンパン。

なので、急に来店されても正直キツいんです…

これが、不動産賃貸会社のホンネ。

アポなしで 不動産賃貸の会社に行くのは、ぶっちゃけ大丈夫です。

でも、アポをとった方がメリットが多いので、アポを取ることをオススメします。

アポを取ることで、 不動産会社も事前の準備ができるので 断然対応が良くなります。

いろんな会社を見てもOK

いろんな不動産賃貸の会社を見ることはOKです。

実は、不動産会社によって紹介してもらえない物件があるのも事実だからです。

ちゃんと物件を紹介されてないかも

会社によっては、お客さんのニーズから少し外れていても、優先して紹介しなければならない物件があったりします。

などが裏では存在しています。

実は、紹介できない物件とかもある

取引中止になっている物件っていうのがあったりします。

取引中止になる経緯としては、不動産仲介の会社は世の中にたくさんありすぎます。

そのなかには適当な営業や、教育が行き届いていない不動産賃貸の会社など、 管理会社(物件を貸す会社) の立場からすると、仕事のやりづらい営業とかがいるんですね。

管理会社(物件を貸す会社)からすれば、不動産賃貸の会社なんて選びたい放題なんです。

だから

  • 言うことを聞かない
  • 不義理をはたらく
  • ルールを守らない

などの、不動産賃貸の会社は、取引中止になってしまうこともあるんです。

もれなく僕の働いている会社でも取引中止の物件は少なからずあります。

全ての物件を紹介してもらえない可能性があるので、いろんな不動産賃貸の会社を比べることはOKです。

実は、出される物件はどこへ行っても同じ

実は出される物件は実はどこへ行ってもほぼ一緒です

なぜなら、どこの不動産業者も同じデータベースを見て物件の提案をしているから。

データベースを運営している会社は複数あります

全てではないですが、代表的な例です。

・レインズというデータベースシステム
 ※国が運営している一番主要のシステム
・ATBBというデータベースシステム
 ※アットホームが運営しているシステム
・SUUMOというデータベースシステム
 ※リクルートが運営しているシステム
・三井不動産や三菱地所などの大手は専用のデータベースをもっている

全ての不動産賃貸会社は、ほとんどの場合上記のデータベースから物件を提案しているのです。

なので、どこの不動産賃貸会社に行っても出てくる物件はほとんど変わりません。

出される物件は、どこへ行ってもほぼ一緒です。

不安なら、2社だけ予約をとりましょう

不安なら、2社だけ予約を取れば、ほとんど全ての物件がカバーできるでしょう。

2社くらい行けば、1社目で出してもらえなかった物件もフォローできちゃいます。

2社くらい行けば90%以上の物件はフォローできます

キャンペーンなどで他の物件を出してもらえないかも。
取引中止などで紹介ができない物件があるかも。

特に地方から出てくる時とかでも、2社くらい予約をとればOKです。

時間もないし、何回も上京できないでしょうから、一番効率良く物件探しをする方法は2社くらい予約を取ればOKです。

なので、2社だけ予約をとりましょう。

多すぎず・少なすぎず・取りこぼしのない物件探しの最適な動きがとれます。

1社に絞っても選択肢は限られません

ぶっちゃけ1社に絞っても選択肢は限られません。

どの不動産賃貸の会社も見ているデータベースは全部一緒だからですね。

データベースのおさらい

・レインズというデータベースシステム
 ※国が運営している一番主要のシステム
・ATBBというデータベースシステム
 ※アットホームが運営しているシステム
・SUUMOというデータベースシステム
 ※リクルートが運営しているシステム
・三井不動産や三菱地所などの大手は専用のデータベースをもっている

これらを見て、全ての不動産賃貸会社は物件を提案します。

なので、どこの不動産賃貸会社に行っても出てくる物件は変わらないんです。

でも、キャンペーンなどで他の物件を出してもらえなかったり、取引中止などで紹介ができない物件があるかもなので、2社くらいみておいた方が安心ですね。

どの不動産賃貸の会社も見ているデータベースは全部一緒だから、ぶっちゃけ1社に絞っても選択肢は限られませんが、心配なら2社に行くべきです。

以上、不動産会社へのアポなし訪問はOKなの? と言うことですが、結論アポを取ることによってメリットが多いのです。

なので、できればアポをとって不動産会社に訪問してみてください。

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